芦屋市総合公園の植物たち 




 芦屋市総合公園にいる植物たちを紹介していきます。
 興味があれば公園においでください。どこにあるかはご自分でお探しくださいね。




■アーティチョーク(ArtichokeGlobe artichoke、学名:Cynara scolymus

キク科チョウセンアザミ属の多年草。和名はチョウセンアザミ(朝鮮薊)。若いつぼみを食用とする(花菜類)。地中海地域原産。日本には朝鮮半島経由で入ってきたわけではなく、地中海地域からオランダ経由で、江戸時代にすでに入ってきたと考えられています。花期は6~7月。大型のあざみを連想させる姿(紫色の花の形、棘のある葉など)からあまり食用にならないと思われますが、世界では万能植物として重宝されています。中世フランスでは媚薬として王侯貴族がこぞって買い求めたといわれますが、亜鉛が多く含まれていることを考慮すると、さもありなんと思われます。(ちなみにベトナムでは健康茶として人気が高いそうです。) アブラムシがつくぐらいでほとんど手がかからない多年草ですが、大型になることやインパクトの強さから植える場所を選びそうです。

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